けテぶれ実践 第1章「SOMOSOMO編」
第1章「SOMOSOMO編」
さて、ついにきました「けテぶれ」について!!
葛原先生が生み出し、今教育界でもっとも注目されていると言っていい学習法ですね!
僕のミッションの一つに「けテぶれ学習法」の発信があります。
セカンドクリエーターとして、セカンドペンギンとして発信していき、実践が広がってくと、僕のレベルアップにもなるのでちょくちょく記事にしていきます。
今回は「SOMOSOMO編」です。
SOMOSOMOなんでお前は「けテぶれ」に取り組んでるいるんだ??というところからいきましょう。
僕がいる自治体は「学力調査」による結果がまあよろしくありません。
小・中学校共に全国との差が拡大しており、「学力の低さ」が問題の一つになっています。
そんな自治体に勤め、初任から高学年の担任として子どもたちと過ごしていくつか気付きがありました。
それは、
SOMOSOMO「勉強嫌い」
SOMOSOMO「学習の基礎が無い」
という子どもたちがいるということ。
それに伴い、「学校が楽しくない」という子どもたちも少なからずいました。
そのような現状を打開すべく授業、学級経営を自分なりに一生懸命取り組んだり、学校っておもろいな、勉強楽しいなと子どもたちが思えるように頑張りました。
そうした頑張りと同時に「自学ノート」にも取り組んでいました。
最初は先輩がするというので「OKっす!」と軽い感じで始めた自学ノート。あまりよく分かっていないまま、家で勉強する習慣をつければいいのか!と取り組んでいました。
これをしていたら勉強できるようになるし、自分で考えられるようになるし、最強やな!と思ってやっているうちに、また新たな問題が出てきていることに気付きます。
それは「学力差の広がり」です。
出来る子どもはどんどん調べたり、まとめたりする一方、一ページも出来ない子どももいました。
あれ?これってなんかまずくないか?
子どもたちから出た言葉は
「何したらええねん!」
「どうしたらええねん!」
「わけわからんねん!」
やっぱりあかんやん!!となり、いろんな本を読み、子どもたちに広めるもののうまくいかず。。。
結局学力差が大きいまま二回も卒業させてしまいました。
新年度が目前に迫った今年の3月末。
担任するのは4年生と決まりました。5,6年生につながる重要な学年。学力も高めた上でバトンをつなげたい。これまでの失敗(正直、僕の力量のなさです。)をこれ以上繰り返したくない。なにかすべはないのか。いろいろと調べているときにあるブログを見つけました。
「けテぶれ〜学習力を伸ばす宿題革命〜」by葛原先生
「ほほーん、またキャッチ―な事いいよるな、さるの先生(生産性の鬼にまだ会ったことないあの日の自分のバカ野郎)のたぐいか(笑)」
「ふんふん、ははーん」
「けテぶれとは、学習内容を確実に定着させるだけでなく、勉強方法について学習し、自分にとってより良い学習法を確立していく。」←超簡単にいうと。
「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
もう目からうろこです。まじでびっくりしました。
「なにこれ!!!!!!!!!!やばいやん!!!!!!!!!!けテぶれ半端ないやん!!!!!!!!!!!!!!!」
もう目からうろこです。まじでびっくりしました。
こうした衝撃的な出会いがあり、知覚動考(ともかくうごこう←気に入ってるのです)が持ち味の僕は飛びつきました。
もちろんしっかりと考えた上で取り組みました。
「そうか、まずは勉強をする目的をはっきりさせてあげることが必要なのか。」
「自分で計画を立てるから、スムーズに取り組めるな。」
「丸付けをしっかりするという力をつけないと。」
「練習につながる分析をすることが大事だな。どうしようか。」
などなど。
そして、子どもたちにこのような変化があればいいなと思い取り組むことにしました。
こんな風になったら万々歳!!いっちょやってみるかー!!
こうして「けテぶれ」という手段を用い、子どもたちをほんとの意味で「自立した学習者」へとレベルアップすることを目指す新年度がはじまりました。
第1章「SOMOSOMO編」おしまい。
次回、パくれるもんはパくっちまえ!の「DATTARA編」に続く。
自分の強みと弱み
みなさん自分の強みと弱み把握してますか??
今日は朝に水泳指導。昼は算数の研修でした。そこで強み弱みがおもしろいくらい露呈したので改めて考えることにします。
僕の強み
・初対面の子どもに「遊ぼう」って言われるくらいにはなつかれる。
・褒めたり勇気づけるのが上手いほうだ。
・「なんとかなるか」でとにかく行動に出る。(知覚動考←)
・元気(シンプル)
・実は結構考えている。
・わりかし柔軟。
・たぶん日本で一番うるさい先生だ。
僕の弱み
・隣の芝生が青く見えがちで焦っちゃう。
・論理的に考えたり上手に説明するのが苦手。
・「べき論」になっちゃう。
・授業がうまくない。
・視野がせまい。
・字が致命的にへたっぴ。
おそらくこんな感じだ。
教師の仕事をしてるときには、結構強みで乗り切ってることが多い。
自分で言うのもなんだが、結構子どもを仲間にしたりするのが上手なほうだ。これは意識してるわけじゃないときの方が多いので、圧倒的な強みの一つなんやろなと。
夏休みの水泳の指導は市内の学校全部があつまる(5,6年だけ)から初対面の子どもが多いけど、結構慕われやすい。初日に担当した子が「ここまで合格してるねん!」と言いに来てくれたりする。
そんなふうに強みで隠してる部分が多いけど、実は弱みがめっちゃあるのでこれからが心配なのです。
今日の研修では算数で「対話的になる発問をつくろう」ってのがありましたが、
全然おもいつかない!
「べき論」ありきの授業をこれまでしてきたり、勢いで乗り越えることも多かったので(ちゃんと教材研究してるけど・・・)そうした部分が超弱いのです。
これからも強みは相当いかされると思うけど、年を取った時に今とおんなじことが出来るのかというと心配になる。
希望としては60歳でも全力でドッチボールをできる先生だけど、限界が来るかもしれない。
となると、どうするのか。
弱みを強化すればいいのだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
・隣の芝生が青く見えがちで焦っちゃう。
→ブログ書いたり自分の実践を見返して落ち着く。
・論理的に考えたり上手に説明するのが苦手。
→どんなことでも考えるようにして習慣化をはかる。
・「べき論」になっちゃう。
・授業がうまくない。
・視野がせまい。
→いろんなものやいろんな人から学べる視点をさがして、自分なりに噛み砕く作業をしていく。今年になって初めて外の研修とか行くようにしてます。勉強しないと!
・字が致命的にへたっぴ。
→ユーキャンする。
よし、こんな感じでやったら強化できそうだ。漠然としてますが、ま、いまはこれでいっか!
幸いな事に、弱みを強化するのに助けてくれる人がたくさんいるので、お力を借りまくることにしています。
職場には超頼りになる兄貴分がいっぱいいるし、SNSには熱量高い先生ばっかなので環境が相当いい。
キンコン西野(最近どはまり中)も、「勝負の決め手は脳ミソの数だ。厳密に言うと、体験の数だ。」って言ってたしね。
みなさんもこの機会に「強み」と「弱み」分析してみてはいかがでしょうか。
「弱み」を強化するきっかけはそこらじゅうにありますよん!
特に若い先生、学生さん、一緒にしよう、そうしよう!
さて、本読んで勉強しよう。
縦×横×笑い=楽しい!!
みなさん、自分のクラスはたのしいですか?
ぼくはめーーーーーーちゃ楽しいです。これまで5664と来ていますが、毎年おもろくてたまりません。
そこで!!2学期から超クラスが楽しくなる秘訣をご紹介!!
なんてことはできませんが、若造がしていることや考えをうだうだおしゃべりします。
クラスが楽しくなるために必要なこと
それはずばり…
「縦×横×笑い=楽しい!!」
この公式を完成させることにある!!と思います。
はい、ひじょーに当たり前ですが、僕は普通の先生なのでここにこだわってクラス作りを進めています。
まず、「縦」の関係。
これは教師と子どもとの関係を表すものです。
この縦の関係で重要なことは、子どもを支配したり恐怖で押さえつけるものであってはなりません。これが一番最悪です。(でも叱るところはしっかり叱ろう!!)
必要であるのは、「安心して過ごすことができる」「認められている」「信じてもらっている」という縦の関係です。
僕は毎年、一番初めに縦の関係を一気に作ります。
やっているのはどの教育書にも書いてあるようなことですが、それを愚直に必要以上に行います。なぜなら、子ども同士の関係以前に、教師と子どもの関係が上手くいっていないと楽しめることも楽しめなくなってしまうからです。というより僕が楽しくないからいつもとにかく頑張ります。
具体的には「褒める機会を逃さないこと」「全員と毎日話すこと」「振り返りジャーナルでやり取りをすること」「とにかく全力で遊ぶこと」といった事です。おすすめは振り返りジャーナルでのコメント。ジャーナルでは最初の1週間は、返事に1ページほど良かった所や頑張ってるところを書いくと、結構喜んでくれますし、「こいつええ感じやん!」ってこどもに思ってもらえます。
ある程度縦の関係が作れたところから横へとすすんでいきましょう♪。
「横」の関係。これは子どもと子どもとの関係を表したものです。
クラスが成長するのに欠かせないのはこの「横」の関係。だいたい、というよりほぼ100%と言っていいくらいいいクラスやなぁと思うクラスは横の関係が上手くいっているクラスです。本当に楽しいクラスを作るにはこの横の関係を重視した方がいいと思います。うん、ほんとに!
ただし、子どもだけで作り上げるのが難しい時があるので、しっかりフォローをしてあげたり、ゆっくりゆっくりつくりあげる必要があります。
「話す」「関わる」「遊ぶ」の機会を保障してあげながら、つなげてあげたいです。菊池実践とハッピーレターを合体させた「褒め褒めカード」を僕はやってます。僕に褒められるより圧倒的にうれしそうなんで、ぜひやってみてください。
そして最後のピースを埋めるのが「笑い」です。
僕のクラスは、学校、いや日本で一番笑っている回数が多いクラスだと思ってます。
一日に子どもたちはどれくらい笑っていますか?先生はどれくらい笑っていますか?
みなさん気付いてないかもしれませんが、仕事中に爆笑してへらへら笑うことが許されているのはお笑い芸人と教師だけですよ!!
もしも笑いが得意ならガンガン笑わせばいいし、苦手なら子どもに笑わせてもらいましょう。笑ってないと損します。先生の株価崩落します。とくに若い先生は!
あれれ?
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんのまとまりもないブログになってしまいました。お恥ずかしい限りです。
とりあえず言いたいことは、
「縦」の関係は大事!
「横」の関係は超大事!!
「笑い」は超超超大事!!!
それらすべてが混ざり合えば楽しい毎日になっていくかもしれません!!
あほみたいに笑って過ごす日を作ってみてはいかがでしょうか!!
それが教師を楽しむ第一歩ですよーーーーーーーーーーーーーー!!
楽しくなければ教師じゃないじゃん!
ガッコーの先生の仕事ってめちゃくちゃ面白くないですか!?
いきなりですが、このブログを読んでくれているあなたに尋ねてみましょう。
「あなた」はどう思いますか??
きっといろんな答えが返ってくるでしょうね。
「何言ってねん、忙しくてそれどころちゃうわ!!」(29歳男性)
とか
「ハイハイ困難校で同じこといえんのかよ!」(41歳男性)
とか
「なんかめっちゃ大変らしいし。。。。」(21歳女子大生)
とか
つまるところ
ガッコーの先生の仕事は大変しんどいブラックだ!!!!
結構そんなんが多いような気がします。
もちろん楽しんでいる先生もたーーーーーーーくさんいらっしゃいますが。
さて、出だしからかなりそれちゃったんこのブログの趣旨について話しましょう。
僕はこのブログを通して、
「ガッコーの先生ってめっっちゃ面白い仕事なんだぜい!」
ということを発信していこうと思います。
そして、セカンドクリエイターとして今実践中である「けテぶれ学習法」についても勝手に発信していこうと思います。
さらにさらに!!
これまで自分が実践してきたこと(勉強してパクッたものばかりですが)を紹介して、いろんな意見を貰いながらともに成長していけるようなブログにしたいとも思っています。
今の時代と逆行するようなタイトルのブログですが、
要は「ガッコーの先生を楽しんでミライを明るくしていこうぜぃ!」という超楽観的なブログにしたいと思います。
ベテランの先生には「若手が頑張ってるから俺もやろか!」
若手の先生には「こんなんやったらおもろいんかもな!」
教師になりたい人には「やっぱり先生なりたいぜぃ!」
というようになれば最高です。
教師4年目無知無鉄砲へらへらしている若造ですが、僕にできる発信をしていきます。
みなさん、一緒にあーそびーましょー!!
よろしくお願いします。