「放課後遊び」のすゝめ
みなさんお盆休みはいかがでしたか。
夏休みものこり2週間。ぼちぼち頑張りましょう!!
さて、今回は
「放課後遊び」のすゝめ
です!
ガッコーの先生はまあまあ忙しいです。一日の授業、生徒指導、給食指導なんてやっているとあっという間に放課後の時間。
息つく間もなく
「次のことをしなきゃ」
そんな先生も多いと思います。
早く子どもを帰らせないと!
というか、早く帰ってくれなきゃ仕事ができん!
という先生もいますよね。
でも、それってモッタイナイ!!と僕は思う訳です。
僕が提唱したいのは、
放課後こそ、ゆっくり子どもと過ごせるハッピータイムにしようぜ!!ということ。
放課後って超楽しいですよ!
僕が放課後に何をしているかというと
遊ぶ、遊ぶ、とにかく遊ぶ!!
ドッチボールをしたり、鬼ごっこをしたり、うだうだ喋ったり、雨の日はオセロやトランプ大会もしたりします。
それをしている理由は大きく4つ!!
①ゆっくり子どもたちと関わるため。
とにかくこれにつきます。僕もまだまだ力不足なので、日中にどうしても関わりきれなかったり、話せないときがでてくるときがあります。
なので、放課後に遊ぶことでコミュニケーションをゆっくりとるようにしています。
ゆっくり座って話をするのもいいですが、遊びながら話す方が結構心を開いてくれたりするものです。
「実はさ…」
なんてこともあったりするなど、いいことが結構多い。
その時の話がきっかけで、トラブルが大きくなる前に防いだりすることもありました。
それに、やっぱり子どもは教師と遊びたかったりします。
シンプルに遊んで、楽しんでよい関係を作ることも大切です。絶対!!
②横の関係を強くするため。
これも大きな要素です。最初の2、3日くらいは教師がたくさん声をかけて巻き込んで遊びます。特に、放課後自分から友達を誘えない子どもや、遊びたくても遊べないような子どもをどんどん誘っていきます。
最初に放課後遊んでもええんかとなってしまえばこっちのもんです。
そっから先は勝手に遊びまくるようになったりします。
中心になるような子はすでに遊んでいるので、先に行った子どもたちをつなげてあげることで一気に広がっていきます。
そんな風に遊べば遊ぶほどコミュニケーションが増え、人間関係にも正の変化が出てくるのでいいことだらけ。
6年生を担任していた時には、小さなグループがどんどん繋がっていき、男女で汗だくになってあそぶなどええ感じでした。
放課後がええ感じになることで、自然と横の関係もええ感じになっていきます。関わる機会を増やしてあげることで、自分たちで上手に横の関係を強くしていく訳ですね!
「その場にいない子にとっては意味ないじゃん」
そんな声もありそうですが、大丈夫。
放課後遊べなかったら
「明日朝あそぼなー!」という声が出ます。(たぶん、きっと、メイビー)
自分たちで遊べば楽しいことが分かれば、勝手に広げてくれるわけですね。
学習の中でつながりを持つことも大事。
その前に、遊びでもつながりができればいい流れになりますよ。
もちろん喧嘩になることもありますが、それも勉強の一つです。
そんな時はじゃんじゃん喧嘩させてあげましょう。
③とにかく発散させるため。
これは戦略的ですが、「放課後に一日の頑張りを発散させて楽しく帰る」という状態を作ります。
一日のイライラや我慢を発散させた状態で帰すことで、イライラを持って帰らずに済み、
「また明日も楽しそう!」
そんな風にプラスの気持ちで帰したい訳です。
勉強がしんどい子にとって、オアシスの時間にするということですね。
④僕が遊びたい。
僕だって遊びたいです。一緒に遊んで笑いたいのです。
だって、楽しくなければ教師じゃないじゃん!ですよ?
教師なのに遊ばないとかモッタイナイ!!!
もしかしたら、これが一番の理由かもしれません。
(結局それかーい!!)
放課後フルで遊ぶときもありますが、毎回という訳ではありません。
会議があったり日記を見たりするときもあります。それでもすこしは顔をだすようにもしています。
ただ淡々と事務仕事だけの放課後にするのはヤッパリモッタイナイ!
ウダウダするくらいなら、思いっきり遊んじゃいましょう。
それに、放課後に外で遊んでいる先生は僕ぐらいなので、完全にブルーオーシャン!!
運動場をジャックすることもでき、なんか楽しいわけです。
若い先生おすすめでっせ!
学校として放課後残れなかったり、違う戦略をとっている先生もいらっしゃると思うので、一つの参考にしていただけるといです。
放課後を生産的にいきつつ、子どもたちともガンガン関わって楽しもうぜ!!